私のオススメ・映画
2008年02月03日
ウオーター・ホースはネッシーと違いました。でも泣きました

いつかネス湖に行きたい、とずーと思っていました。
「自分の目で確かめるんや」と、心秘かに約束していました。
もちろん、好奇心旺盛な子供の頃の自分に、です。
ネッシーはイギリススコットランドのネス湖に棲むとされる未確認動物。
何があっても今生で遣り残してはいけないものが、このネッシー及びUFOとの接見です。
いたって本気ですが、あんまり真顔で言うと「ハイハイ、わかりました」なんて取り合ってもらえないことのほうが多いので、最近は他言を謹んでいたんですが。
そんなことですから、「ウオーター・ホース」は、友人(?)ネッシーの話やと思い込んで勇んでいったけど、他の伝説の動物でした。

なんと、観客はたったの7人。
親子づれとペアが一組ずつ。
二人組み以外は、
その1.30代前半で朝っぱらからビールとポテトチップス、野球帽男性。
その2.70代後半とおぼしき白髪の女性。
その3.私…。
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haken20011002 at 00:40|この記事のURL
2007年11月26日
映画「フラガール」の教えるものは?

うずく親指を気にしながら、久しぶりのホーム映画館、はやい話がDVDひとり鑑賞会です。
いつものように缶ビールとピーナッツが映画の友。
ところが昨日は怪我した親指が思うように動かへん上に、痛みがあって本来なら映画どころやないんですが、知り合いにうるさく勧められて…。
ちょっと季節はずれのフラダンスです。
それもまったく食指の動かん邦画。
このブログでの日本映画紹介はこれが最初かもしれません。
関係ないけど親指も動かんし、ピーナツも殻がむけへん。
ところがあにはからんや、いつしか画面に吸い込まれてる自分に気がつきました。
ときは昭和の40年代。
福島県いわき市が舞台です。
時代の流れのままに閉山に追い込まれた炭鉱の町。
そしてその町興し作戦が、常磐ハワイアンセンターなるフラダンスチームの誕生です。
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2007年09月30日
エディット・ピアフ 愛の讃歌 …圧巻は「水に流して」
エディット・ピアフ
「あの目で見られるとつい目を伏せてしまう
口許にうっすら浮かんで消えるあの微笑み
それがありのままのあのひとの面影
私が身も心も捧げているあのひとの」(バラ色の人生:ピアフ)
たまの休みにひとりでフラッと映画を観る。
日常の生活から解放されたような、頭と身体にいつもと違う無色透明のお水が流れる込むような気分になります。
別に解放されねばならぬほど辛い日々でもないけれど、そんな気分に浸りたいってところでしょうか。
朝っぱらから缶ビール。
お供はあいも変わらずピーナッツ。
親の敵のように、ビールと柿ピーが映画館には欠かせません。
館内から色が消えていきます。
同時にスクリーンに、これでもか!というような音量とドでかい文字で予告編。
この少々下品と思わなくもない、「堂々公開」の予告編が大好きです。
次の公開映画が楽しみになる、というのではなく、今日、観に来た映画の始まりがすぐそこにまで来てるワクワク感でしょうか。
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「あの目で見られるとつい目を伏せてしまう
口許にうっすら浮かんで消えるあの微笑み
それがありのままのあのひとの面影
私が身も心も捧げているあのひとの」(バラ色の人生:ピアフ)
たまの休みにひとりでフラッと映画を観る。
日常の生活から解放されたような、頭と身体にいつもと違う無色透明のお水が流れる込むような気分になります。
別に解放されねばならぬほど辛い日々でもないけれど、そんな気分に浸りたいってところでしょうか。
朝っぱらから缶ビール。
お供はあいも変わらずピーナッツ。
親の敵のように、ビールと柿ピーが映画館には欠かせません。
館内から色が消えていきます。
同時にスクリーンに、これでもか!というような音量とドでかい文字で予告編。
この少々下品と思わなくもない、「堂々公開」の予告編が大好きです。
次の公開映画が楽しみになる、というのではなく、今日、観に来た映画の始まりがすぐそこにまで来てるワクワク感でしょうか。
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2007年08月28日
寝苦しい夏の夜は、ジャック・スパロウ船長がお友達

2,3日前のこと。
あまりに寝苦しく、洋画DVDのリビングシネマをオープン。
眠れぬ夜、右に左にと寝返りうってのた打ち回るより、あっさりギブアップして起き出す方が精神衛生上は良い、と誰かが言っていた。
手元には、缶ビールとこんな時の友達、柿の種。
といっても、先回(いつやったかな?)の「柿の種」のピーナッツだけがなくなった袋を、台所の棚の奥からゴソゴソ取り出しただけですが。
いつも、ピーナッツだけが先になくなる…と、自分の癖に舌打ちしながら。
「おかきが湿気てるなんてしけてるなァ」と、オヤジっぽいしゃれとともに、
舌打ちニ連発。
それにしても、ジャック・スパロウ船長のかっこええこと。
また、かっこ悪いこと。
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2007年07月08日
カレンダーガールズは心洗われる大人のヌードカレンダー作成物語

朝から晩まで映画に釘付け。
といっても誰にも邪魔されず、ビールとピーナッツに囲まれた自宅映画館。
レンタルDVDを楽しみました。
一つはクリント・イーストウッドの「ミリオンダラー・ベイビー」。
「安楽死」は辛すぎるテーマです。
観ていて切なくなって、口直しが「カレンダーガールズ」。
もう、ピカいちですね、「クイーン」で有名になった女優ヘレン・ミレン主役。
チャリティーの資金集めのために考え付いたヌードカレンダーの作成。
それもピカピカの若い女性ではなくて、「とう」の経ちすぎたおばさんばかりのヌード。
それがとんでもなく評判になって売れる、売れる…。
口直しには出来の良すぎた作品です。
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2007年06月25日
飛行時間のひまつぶしには上出来…フリーダムライターズ

フリーダムライターズをNY〜成田の機内で観ました。
飛行機で映画を観るのが、あのブロイラー状態の長時間をなんとかクリアできる方法。
本や新聞を読むのもその一つやけど、最近は目の疲れと持久力がついていきません。
結果的には映画三昧です。
プログラムも豊富で、以前のように上映時間が固定されていないから観たい放題。
てんこ盛りのはしご状態でした。
往復で6つを制覇。
グッバイガール、ホリデー、デジャヴ、ロッキーファイナル、プロヴァンスの贈り物…。
デジャヴは発想の意外性でおもしろかったけど、あとは飛行機で観るにちょうどいい程度でした。
そんな中で秀逸は、この「フリーダムライターズ」

理由なき差別に苦しむ非白人の高校生と彼らを立ち直らせようとする女性教師が主人公。
この女性教師役のヒラリー・スワンクが、一本気で猪突猛進女性をうまく演じてます。
決して美人でもキュートでもないけど…。
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2007年06月01日
年を取るのも悪くない、6枚目のカレンダーにおののく

カレンダーの6枚目がスタートしてしもた。
「…しもた」は、大阪弁でやや、「しまった」と後悔の気持ちが入ってます。
そう、何事の成果もなく、もはや6枚目がスタートしたやんか、てな感じ。
50歳を超えた頃からでしょうか。
まるでつるべ落としのように1日が終わり、そしてまた、次の朝が約束通りに顔を出す。
もうええで、なんて声をかけても無駄やった。
もっとも真剣に阻止したこともないねんけど…。
50代をなすすべもなく「終わり!!」。
そやけど結構、「それなりにええやん」と思うこともなくはなかった。
シワもシミも売るほどあるけど、売りそこなって今もなお、在庫。
そんなことを思いつつ、この間、久しぶりに眠れぬ夜を過ごしました。
例の買いだめたDVDを取り出して、あれでもない、これでもない、と。
結局、アラン・ドロンの「ハーフ・ア・チャンス」を。
「太陽がいっぱい」のドロン様は神の最高の創造物。
これほど美しいものが世の中にあるんかい!てな具合。
30歳前後でしょうか。
この一作で世界のドロンになった出世作です。
でも、若すぎる…。
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2007年05月19日
太陽がいっぱいのアラン・ドロン…美しすぎる

世の中にこれほど美しいものがあるとは。
「面食いではない」を自称していましたが、いとも簡単に宗旨替え。
「面食いのどこが悪い!」と、(どこの誰からも文句ひとつないのに)すごんでます。
創造主である神様の渾身の造形物ではないでしょうか。
通った鼻筋、ときに野生的で、ときに悲しげな青い目。
ふっくらとした形のいい唇。
見事としか言いようのない面立ちにうっとりしてしまいます。
何をもったいつけてんねんということで、ハイ、アラン・ドロン様。
「太陽がいっぱい」…です。
美しくも貧しい青年トム・リプリーは、金持ちの放蕩息子フィリップを殺し、彼に成りすましてその財産と恋人まで手に入れる。
高い空とどこまでも続く果てしない海、太陽だけが知っている…トムの完全犯罪。
何もかもを手に入れた、と勝ち誇ったようにトムが言います。
「最高だ、太陽がいっぱいだ」。
さあ、ラスト…と思うと恐くて見てられません。
どんな捕まり方なのか、ガチャン!という手錠の音が聞こえそう。
それとも逃げまくるのか…。
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2007年04月22日
孤独と威厳と強さの女王…アカデミー賞女優ヘレン・ミレン氏

あれは確か、10年前の8月31日でした。
夜の8時か9時か…。
お笑い番組(だったような)を見ていたらテレビ画面にテロップが流れました。
「ダイアナ元王妃が事故で亡くなりました」。
「エッ-、何?」…一瞬、番組のいたずらかと疑ったのを思い出しました。
主演女優のヘレン・ミレンさん。
顔のシワから髪型、ちょっと外股な歩き方、背筋の伸びた立ち姿、ときおり髪に手をやるしぐさの何もかもが女王そのものです。
もっとも女王とは面識がないので、事実のほどはわかりません。
物語は、ダイアナさんの事故から始まりました。
それはすでに、女王にとっては息子チャールズ皇太子と離婚後のことです。
「また、何かやらかしたのあの子…」と、女王の一言は嫁と姑といった一般人と変わらない確執を感じさせ、館内にクスクス笑いが起こりました。
世界の果てまでいこうと、それがロイヤルファミリーであろうと、人類、皆同じなんや。
世界中が泣くダイアナさんの死に対し、
「すでに皇族を離れたあの子、声明文は発表しない」と、女王としての威厳と姿勢を押し通し涙一つ見せない。
「これ以上、国民の反発を買うことはロイヤルファミリーにとって得策でない」と、女王に進言するブレア首相とのやり取りは、立場ある人間同士の孤独と覚悟を感じさせます。
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エリザベス女王の孤独と凛とした強さ…ヘレン・ミレンは女王の乗り移り

圧巻でしたねェ。
息を飲みましたねぇ。
なんか、いつかの淀川長治さんみたいな口調になってます。
「クイーン」は女優ヘレン・ミレン扮するエリザベス女王の孤独と苦悩が描かれていて、彼女ヘレン・ミレンはこの演技で、今年のアカデミー最優秀主演女優賞に輝きました。
あのダイアナさんが事故で亡くなった…。
パパラッチに追いかけられ、恋人と一緒に乗った車がトンネルの壁に激突。
そのことに対する女王の態度があまりに冷たい、とイギリス国民がそっぽを向いた。
ダイアナさんの遺体に会いにいくことはおろか、声明も出さない女王に対して。
王族から離れたダイアナのために声明文を出さない、とする女王をブレア首相が説得します。
「このまま放置すると国民から尊敬されなくなります」。
女王は何があっても動じないし、感情を外には見せるな、と育てられてきたのです。
自分の意思とは関係なく、そうあるべきだと。
それは、自分がそうしたい、と思わずして女王として生まれてきたと同じように。
自分の過去(女王として)が否定され、新しい自分を求められていると知ったとき、自分を失わずに姿勢を変えることがどんなに大変なことか。
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