私のオススメ・本
2008年04月21日
聴衆との一体感を生む演説はオバマ氏かクリントン氏か

「もう、どっちが勝ってもええわ」と、やや投げやりな口調になってます。
阪神タイガースと巨人?
白鵬と朝青龍?
いえ、地球上の多くの人が注目する米大統領選の民主党候補者氏名レース。
ヒラリー・クリントンとオバマ両上院議員です。
終盤戦にはいりつつある昨今、オバマ氏優勢でそれがどうやら演説上手に起因するのではないか、と洩れ聞こえます。
そうか、多くの聴衆の心を捉える…そら、大事やわ。
20日付けの朝日新聞でも特集されていて、その対比を興味深く読みました。
まず、計算された間の取り方。
ゆっくりと自分の人生や理想を語り、時として沈黙するらしい。
対照や繰り返しの手法。
例えば、「米国の最良の学校と、世界の最貧の国々」「change,change」。
そして、「私たち:we」を主語として使っているとも。
これはひとえに聴衆との一体感を生みますよね。
ましてや、ポケットに手を突っ込んだポーズは親しみやすいと評されてるし。
いやー、なかなかの演説であり、また演者ではありませんか。
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haken20011002 at 09:51|この記事のURL
2008年04月11日
心揺さぶる言葉の威力。

ドタキャン常習犯の私は、昨日も英会話レッスンをさぼりました。
私が通うスクールは、レッスン後の評価をすぐさまインターネット上に載せてくれます。
「よくできました、どうぞ復習を」
「新しい単語を活用するとさらに会話がふくらみます」
「フレンドリーでいい時間でした」
早い話が励まして次もきちんとこいよ、みたいな言葉かけです。
ところがすっぽかし前科の多い私の場合、励ますというよりも「ご多忙のようですね」「次回、お待ちしています」の紋切り型ワードが、丁寧な口調でお行儀よく並んでいるだけ。
自分のことを棚にあげ、「もうちょっと心ゆさぶるセリフをかけんのかいな…」と。
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haken20011002 at 10:45|この記事のURL
2008年03月20日
ニューヨークわけなし大好き人間のはまる本

ニューヨークという文字が目に入ったら最後、まずは試しに舐めてみる…。
まあ、そこまではいかんとしても本程度の出費ならまずは買ってしまうんです。
ましてやこれが文庫ホンとなると、気が軽い。
ついでに財布も同調して、トホホ。
買うか買うまいか、で迷うときは後ろの解説から。
これが実におもしろかった。
「アメリカ南部ニューオリンズには、カキやナマズ、エビなどのフライをフランスパンにはさんだ『poor boy』というサンドイッチがある。
値段が安く、貧しい人でも買えたのでこの名前がついたのだという。
このサンドイッチのことをエッセイに書こうとした岡田さん(著者)は、ニューオリンズの新聞社に電話を入れた。
『poor』と『boy』の間にハイフンが入るかどうか確認したかったのだ。
電話に出た記者は答えた。
『ふつう、ハイフンではなくて、レタスとトマトを入れます』」
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haken20011002 at 14:05|この記事のURL
2008年03月13日
一瞬の嘘が人生を狂わす。それが誰かの幸せのためだとしても

世界中の、いや、地球上のすべての人に祝福されて生まれてくるのが赤ちゃんだと思っています。
現実にはパパとママの優しく愛情に満ちた4つの目に見つめられてこの世に誕生するはずです。
元気な男の子とダウン症の女の子の双子が誕生することから、この物語は始まりました。
産声をあげる双子を取り上げたのは彼らの父親であり、医師でもあるデイヴィッド。
妻であり、もちろん彼らの母親であるノラをがっかりさせないために、障害を持って生まれた女の子を、死んだことにしてしまいます。
一瞬にして「死んだこと」にしてしまった彼の真意。
この一瞬の嘘がすべての歯車を狂わせていくのです…。
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haken20011002 at 02:23|この記事のURL
2008年01月30日
岸辺シローさんは元気です。

あんまりこんなタイトルの本を見たことがありません。
前向き、前向き、前向き。
がんばれ、がんばれ、がんばれ。
前向きに一生懸命も悪くはないけど、時々、疲れます。
この本は、元グループサウンズ:タイガースの岸辺シローさんが書いてます。
今、映画やドラマで売れっ子は、お兄ちゃんの一徳さん。
シローさんは借金や離婚、それから二度目の奥様とは死に別れなど、冴えない感じがしています。
この本は、「トツトツ後ろ向き節」がいっぱいで、なんやらほんの少し寂しく、そしてたまに口元がゆるみます。
世間をすねるでもなく。
金持ちをうらやむでもなく。
何かを暴露するでもなく。
淡々と素直に自分を語り、そして時々、幸せを感謝する。
「仕事がほしい」もにんまりするけど、「私は団塊の世代ではなく、断崖絶壁の世代」にはシローさんの本領発揮に笑います。
おなかを抱えるほどでもないけど、どこかほんわかしてるのがええあんばい。
haken20011002 at 12:13|この記事のURL
2008年01月19日
成功のヒミツは現場主義…葉っぱビジネスに学ぶ

「おばあちゃんが、葉っぱを売って年収1000万円!?
地方再生、老人福祉、事業改革など成功のヒントが満載」
そんな帯のキャッチコピーもインパクトがあったけど、なんと言ってもこの笑顔。
葉っぱより、もっと在庫に心配のなそうなシワ満載のおばあちゃんの笑顔。
これを見てレジに並ばんでいられます?
最近は若者でもこんな晴れやかな顔、あんまりみかけませんもん。
徳島県は上勝町という、人口2000人余りの四国で一番小さな町が舞台です。
著者横井知二(よこいし・ともじ)さんが1979年に上勝町農協に就職したことで始まるどん底からの過疎地再生物語。
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haken20011002 at 22:35|この記事のURL
2007年12月23日
ブランド作りはお金か汗か。やっぱり汗…。

自分の会社の行く末を思い悩むとき、多くの人がこんな「○○に学べ」本を手に取ると聞いたことがあります。
私もその一人や……と思わず苦笑い。
別に苦笑いせんでも、先人に学ぶことは当たり前やのに。
ずーと以前、私はスタバがイマイチ、好きになれませんでした。
若い人がたむろする喫茶店。
おまけにたかがコーヒーに、「なんとかラテ」と気障な名前をつけて。
それって単に「カフェオレ」やろ?てな具合に、なんとなく斜めに。
それがいつの間にかどこの喫茶店に行っても、「コーヒーラテ」が一般化してる。
恐ろしやスタバブランド!!
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haken20011002 at 22:48|この記事のURL
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2007年12月20日
言葉の天才、阿久悠さん

「残念」という言葉がカンナくずのような軽さだ、と感じさせてくれた阿久悠さん。
ついこの間、他界されました。
その阿久悠さんの自叙伝。
読書数としては少なかった今年の最後を飾るものとして、最適の本でした。
懐かしい昭和時代の生活シーンがタイムスリップして出てきたことで、ドンドン、ほんとにドンドン読み進みました。
阿久悠さんの子供時代の振り返りです。
ラジオしかない家庭のほうが普通だった昭和22,3年頃のこと。
彼の初任給が1万円と少しだったらしいこと。
なかにし礼、橋本淳、森田公一、都倉俊一などの歌謡曲全盛時代の作詞、作曲家の名前がウォーキングマシーンを走るように出てきて、レトロ気分は沸点です。
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2007年11月06日
トイレ掃除をすると臨時収入がある。信じるも信じないもあなた

本屋でうろついていたら、よく知る派遣会社の社長とばったり。
「何してるの?」
「浦さんこそ!」
「時間中でしょうが…」と、お互いに首をすくめて。
そんなこんなで、この本を頂戴しました。
苦手中の苦手本の一つ。
掃除力による成功本とでもいいましょうか。
笹川さんの紹介する小林正観氏いわく。
「世界の大富豪の共通点は、自宅トイレのフタがしまっていることだ」
「トイレ掃除をすると臨時収入がある」…。
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2007年10月14日
「結構です」は、No thank you ですよね?日本語の自信喪失です

この時期の本屋が好きです。
来年のカレンダーや手帳などが平積みになっていて、「嬉しい予感」が湧き出てくるからです。
去年の今ごろもそうやったし、おととしも、それからずいぶん昔も同じやった。
新しい紙やインクのニオイが、いったいどんな記憶を思い起こさせるのかわかりませんけど…。
そんな、ちょっとセンチっぽい気持ちになりながら紀伊国屋書店に。
大勢の人のなか、まったく名前もなにも知らないもの同士が、まるで片寄せあうように並んだ本に目をやってる。
頭の中を駆けまわる文字や思いはまったく違うやろけど、見つめる目線は一箇所に。
不思議な光景。
これも、本屋が好きな理由のひとつです。
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