2008年01月18日

人材派遣はコミュニケーションビジネスという基本

寒バラ


OPNでは、派遣スタッフの方の質問・相談・苦情窓口を設置しています。
オープンしたのが平成13年ですから、7年目を迎えました。


土日、祝を除く12時〜19時まで、カウンセラーが担当。
日々、いろんな方からの相談に受話器を握り続けています。


ここんとこ、ちょっと気になっていることがあります。
お電話してくださっている派遣スタッフの口から、こんなセリフが聞かれます。
それも結構な頻度で…。

派遣会社の担当者に対して、
「法的根拠を把握して、あの担当者をギャフンと言わせたい」
「なんとか揚げ足を取って、一泡吹かせたい
「どうにかして相手の尻尾を掴みたい

うーん。
尻尾ねえ…。
わからんでもないけど…、いや、そこまで言わんでも。


ここまでくるにはさぞかし、感情の行き違いや裏切られ体験があったのだろう、と。
また、それを修復できずにここまで来たのだろう、とも。
あくまで推測ですが。



人の感情は過去の体験の記憶による影響が大きい、とある心理学者が言ってます。


派遣スタッフいわく、
登録したのに連絡一つないのは、不親切だ。
(派遣会社側:仕事があれば連絡すると言ったから当然だ)

仕事紹介の時点では時給1600円だったのに、ふたを開けたら研修期間と銘打って値引きされた。
(派遣会社側:仕事が不十分なスタート時に時給が下がるのは常識の範囲だ)


思い違いはどこから来るのかと、胸に手をあてて考えてみました。
たぶん、たぶん。
どこかの時点での言葉足らず、説明不足があるのかもしれません。
おまけに、おまけに。
誰もが自分と同じ考えに至るものだ、という甘え。


それにしてもギャフンも一泡も、それから尻尾も、尋常でない表現。
ふと、「ミートホープ社」「赤福餅」「船場吉兆」…の名前が浮かんでは消え、消えては浮かぶ。


人材派遣はコミュニケーションビジネスだという基本に立ち戻らないかん。


巨大化する業界トップクラス。
違法行為する会社による業界のイメージ悪化。
でも、一番恐い原因はコンペチターでなくて自分たちやったりして…。





haken20011002 at 13:34 │コミュニケーション 
プロフィール
浦 登記 
株式会社オピニオン 取締役副社長。人材派遣の識者としてNHK「暮らしと経済」への出演や執筆も多数。大阪出身、いのしし年、B型、牡羊座。
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