2007年12月23日

ブランド作りはお金か汗か。やっぱり汗…。






自分の会社の行く末を思い悩むとき、多くの人がこんな「○○に学べ」本を手に取ると聞いたことがあります。
私もその一人や……と思わず苦笑い。
別に苦笑いせんでも、先人に学ぶことは当たり前やのに。


ずーと以前、私はスタバがイマイチ、好きになれませんでした。
若い人がたむろする喫茶店。

おまけにたかがコーヒーに、「なんとかラテ」と気障な名前をつけて。
それって単に「カフェオレ」やろ?てな具合に、なんとなく斜めに。
それがいつの間にかどこの喫茶店に行っても、「コーヒーラテ」が一般化してる。

恐ろしやスタバブランド!!


「至高のスターバックス体験を作り出せ」とあります。
ブランド作りの多くの間違いは、泡のように消える大金をはたいたテレビCMが重要だと考えること、とあります。


スターバックスはその間違いをしなかったと。
ただし最初から正しい考えがあったわけではなく、ただお金がなかっただけらしい。
顧客が店内で体験する店員との交流や、地域におけるテイスティング宣伝に命をかけてきた。

たとえば、各店舗の近所で行われるチャリティー活動や映画祭の舞台裏にエクスプレッソバーを設置してテイスティングしてもらう…。

スターバックスの広告活動は、地域や個人に向けたものに限定されている、しかも、たいへん地道で時間のかかる方法で。



莫大な資金と練り上げられたブランド戦略かという予想を裏切ってくれました。
コツコツと時間と汗と努力の結果、今があるという。
これって日本人のおはこやなかったかしら?



お金はないけど努力する気合はある、はず。
それもお客様にいい体験をしていただきたい思いは人一倍ある、はず。
私も社員も。
私たちのブランド作りは、今、始まりました。


haken20011002 at 22:48 │TrackBack(0)私のオススメ・本 

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プロフィール
浦 登記 
株式会社オピニオン 取締役副社長。人材派遣の識者としてNHK「暮らしと経済」への出演や執筆も多数。大阪出身、いのしし年、B型、牡羊座。
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