2007年10月04日

バイト三代話。情けない過去は人を作る?

天眼鏡招きネコ名刺たて






オフィス3点セットみたいなものが、親会社の社長デスクにあります。
左から、天眼鏡、招き猫、そして名刺たて。
私のものではないんで、「そんなの関係ねェ」んですけど、みなり(?)もかわいいので好きなグッズたちです。


これらを見ていて、不思議なことに昔のバイト経験を思い出しました。
それこそ、「関係ねェ」。
でも世の中には、時々、こうした無関係のことが頭に浮かんでくることがあります。

それとも私だけでしょうか、この現象は。


高校生だった夏休み。
大阪の松屋町筋(ご当地ではマッチャマチと発音します)という、おもちゃや人形店が居並ぶ有名な通りがあります。

老舗の人形店でバイト。
お客様の買われた品物を包装する仕事でした。

大きな包み紙を大小の人形箱に合わせて包み、しかも紙ヒモできっちり結わく。
他のバイトの誰より手が遅い私。

お客様を待たせている間、冷や汗が額から流れ落ちるのをじっと、お客が見ている。
さらに手はもつれ、汗は止めどなく。
4日目に「辞めたい」と申し出ました。
もちろん店主は「そうか」で慰留なし。



次は、スナック。
スナックですよ、スナック、そうです飲み屋です。
カウンターに入ってビールを注ぐ仕事。
友人に誘われていきました。

3日目にお客から、「せわしないビールの注ぎ方やな」と苦虫噛み潰したような顔でにらまれ、はい、それまでよ。
このバイトは結構、傷つきました。
以来、アルコールつきの接客業はトライできません。


一番、身についたというか、プロ意識を教わったのはパン屋でした。
駅前でサンドイッチを作る仕事。

ゆで卵の殻を何十個とむき、マヨネーズをかけてクニクニこねる。
もちろん、塩コショーをふりかけます。
そのコショーが問題でした。

店長が、「くしゃみするな、くしゃみを!」って大声で怒鳴るんです。
コショーは塩より軽いので、ふりかける位置によっては舞い上がる。
出したくもないくしゃみが、しかもストップきかずの3連発、4連発。

にも関わらず、すぐそばに立っている店長はどんな私のコショー振り回し円月殺法にもびくともせず、鼻先は微動だにしないではありませんか。
うーん、プロ根性を教わりました。



なんともかっこ悪い、バイトつまずき連鎖。
「バイトたちよ、がんばれ!」と、まさしく関係ないけどふと思う今日です。


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haken20011002 at 11:42 │Comments(0)TrackBack(0)あるがままに 

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プロフィール
浦 登記 
株式会社オピニオン 取締役副社長。人材派遣の識者としてNHK「暮らしと経済」への出演や執筆も多数。大阪出身、いのしし年、B型、牡羊座。
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