2006年08月16日

「戦争を知らない子供たち」がなすべきことは…


男性のモーニングは正装だそうな。
それを着て参拝するどこかの誰かが世の中を沸騰させています。
その是非はさておいて。

過去を振り返り、
どこの誰が悪かったのか…。
一番、間違ったのは誰なのか…。

どこの誰が泣いたのか…。
一番、悲しかったのは誰なのか…。


私の周囲の戦争体験者は母だけでした。
というのも、母以外に親兄弟がいないので、聞くこともない…。

母の口をつく言葉と言えば、「食べるものがなかった」「空襲に逃げ回った」。
今になって、記憶をたどれば、です。

食べものに関しては、「ぜいたくはあかん」「粗末にするな」と日々の生活に直結していたから、ご飯のたびに聞かされたような気がします。

空襲については聞いたことがあるような、ないようなという程度。
話したくなかったのかどうか、今や、さだかではありません。




どちらにしても私にとってたいして意味のある会話でなかったことは事実です。

いつか誰かが歌っていた「戦争を知らない子供たち」の代表で、他人ごとだった…。

知っていようが知らなかろうが、「知ろう」とする必要があり、「絶対にしてはならない」と決意しなければならないのが戦争です。

どこの誰であれ、死んでもかまわに人はいないし、泣き叫んでいい人もいないはず。

母はもう、いません。
「戦争を知らない幸せ」は、「戦争を知っている先輩」がいるうちにしっかり胸に刻んでおかないと…。




haken20011002 at 11:44 │Comments(2)TrackBack(0)あるがままに 

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この記事へのコメント

1. Posted by デイジー    2006年08月16日 18:47
浦社長さま
初めてコメントさせていただきます。
私の今年88歳(だったかな 笑)になる私の祖父母も戦争経験者です。
それを知ったのは中学の時「家族や近所の戦争体験を聞いてくる」という宿題が出たからでした。
それまで教科書の中でしか知らなかった『戦争』が、こんなに身近にあったことに驚き、夢中になって話しを聞いてた覚えがあります。食べ物が草しかなく、そえれさえも敵と奪い合って死人が出たこと、言葉が通じなくても朝鮮の戦友ができたこと・・等々
宿題の発表日は、他の家の話も聞けて、いまだに全てのエピソードが忘れられません。本当に素晴らしい宿題でした!
「戦争を知っている先輩」本当にいろいろなことを教えてもらいました。こんなに近くにいたとは!灯台下暗しでした。
2. Posted by 浦 登記    2006年08月17日 10:36
デイジーさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
戦争を体験されている諸先輩の話は、きちんと聞いて
自分のものにすることが大事だと思っています。
へェー、だけに終わってしまっては意味がありませんよね。
また、戦争だけに留まらず、自分の知らないことの
経験者には耳を傾けることが必要で、そのことが
自分の至らない経験則を軌道修正してもらえたり、
幅が広がったりするとも思います。
すばらしい宿題だったことに感謝して進みましょう。

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プロフィール
浦 登記 
株式会社オピニオン 取締役副社長。人材派遣の識者としてNHK「暮らしと経済」への出演や執筆も多数。大阪出身、いのしし年、B型、牡羊座。
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