2006年11月17日

いじめにあっても死ぬことは先送りしましょう。年を取ったらいつでもできます


小学校の4,5年生だった頃。
いじめられたことがあった(?)。

あれをいじめと言うのかなぁ。
たんにからかわれただけやけど、小さな胸が痛んだ記憶があります。

運動会が嫌いでした。
友達はみんな大好きでした。
両親やかわいい兄弟が来てお弁当をパクついて。

私は母が土曜も日曜もなく働いていましたから、近所の友達のお母さんらと一緒にお弁当を食べた…。

寂しさはあったけどほんのちょっとだけ。
おにぎり自体は母が作ってくれていたし、それも私の好きな塩こぶが入ってたから…。

でも、おなじクラスのがき共がはやしたてました。
「おまえの母ちゃん、いない」

内心、それがどないしてん!と思わないでもなかったけど、理由もなく悔しかったのだけは覚えています。

ほぼ同じ理由で、学級参観もいや。
とにかく家族が出番の学校行事はみな嫌い。
登校拒否をするような能力がなかったんで、なんとか通ってはいたけれど…。




おかしな話やけど、自分の名前でもからかわれていたことがあります。
当時の女の子には、「○○子」と「子」の付く名前が流行りでした。
今なら、さやかちゃん、愛ちゃん、というのが多いように。

これも悪がきがはやしてた…。
「子」なし、子なしって。

それこそ今なら、「なんのこっちゃ」っと鼻で笑うんやけど、その時は結構、めげました。

そんな私がなんとか無事にここまでこれたのは何なんやろ。
………。
犬と本。
犬とは兄弟のように会話してた。
愚痴をこぼしたり泣いたりしたら、一緒に涙を流してくれた、ほんとに…。

本は犬とおなじくらい慰められました。
いろんな人と本の中で知り合い、励まされ、感動し、勇気をもらった。

そやけどやっぱり一番癒されたのは母親でした。
疲れているのに台所に立っている後姿は私を圧倒したし、毎晩、話を聞いてくれる時間は何よりも暖かかった…。

いじめやからかいは、誰かに打ち明けて気持ちを軽くすることが大事です。
相手が犬であっても本であっても。

ただ、ゲーム機なんかで気を紛らわすことは得策でないように思います。
だまってそれに向かっていても,シャッターを下ろしているだけで自分の中のものを吐き出してはいないから。
心が軽くならへんから。


いろいろ言うたけど、何があっても死ぬほどのことはありません。
いつか誰かが言ってました。

年をとったら心配せんでも死ねるんです。
「どうしても死ねませんでした」と200歳を超えてる人が、まだ世の中に存在しないことがその証明です。







haken20011002 at 00:35 │Comments(6)TrackBack(0)あるがままに 

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この記事へのコメント

1. Posted by ルーシー    2006年11月17日 21:32
 浦さん、こんばんは。
 「いじめ問題」は深刻ですね。
昨日、いちごさんの記事でも扱っていらしたのでコメントしましたが、私も中一の頃に「いじめ」らしき経験があるんです。
おそらくほとんどの方が多かれ少なかれ経験があるのではないでしょうか。私の場合は、野球部に入るために長かった髪を五分がリにして「ハゲ」とか「まぶしい」とか毎日のように言われたことでした。
とてもくだらないきっかけで始まる「いじめ」の怖さを知った瞬間でしたね。
ただ、間に入ってくれる友人がいたのでよかったのですが、今騒がれている「いじめ問題」も、ほんの数人の勇気ある行動が命を救う場合がある、ということもその年代の子たちに分かってほしいですね。
意外に200歳越えてる人がどっかの山奥にいたりなんかしちゃったりして・・失礼しました。
2. Posted by 貴市呉いちご    2006年11月17日 21:57
浦さん こんばんは
ルーシーさんも、真剣に「いじめ」
問題を心配していらっしゃいますね。
とても心配な事態です。
でも、うかがってみれば、誰しも
多かれ少なかれ、学校という集団生活では
辛い思いをしてきていることが
よくわかりますね。
そのときは、ほんとうに厭でしたよね。
私は悲しくなる方でしたが、
浦さんはたくましく跳ね飛ばして
いらしたのでしょうね。
そんなお強い浦さんでも、
本と犬とお母様に救われていたのですよね。
今の子どもたちには何が救いになるのでしょうね。
3. Posted by 浦 登記    2006年11月17日 23:32
ルーシーさん、こんばんは。
ルーシーさんは「ハゲ」でしたか。(失礼
誰でも一度はいじめに会ってるような気がします。
今も昔もおんなじですけど、以前はそんなに簡単に
「死のう」なんて思いませんでしたよね?
「そんなことやめとけ」って意地悪をストップ
させるか、死ぬことをやめさせるかの
友達はいたように思います。
もしも200歳を超えた仙人に出合ったら
ぜひ、浦が会いたがってると伝えてくださいね。
4. Posted by 浦 登記    2006年11月17日 23:39
いちごさん、こんばんは。
いじめっこってどこでにもいるし、いじめられっこも
おなじようにいるんですよね。
ルーシーさんにも書きましたけど、
今ほど多くなかったのが、「死のう」なんて
発想がなかったのがよかった。
そういう言葉もどこか遠い話で。
ある心理学の先生の話によると、
本来は家族で癒されるのにそれがない。
大人のうつも一緒で、今までなら奥さんが
聞いてくれてたのに、帰っても会話なし。
そうですって。
やっぱり、人が人でいられる原点は
「あなたが好きよ」って言ってくれる親や
お嫁さん、そして子供ですって。
5. Posted by しみずあつこ    2006年11月18日 09:41
私も小5の頃にいきなり「はみご」にされた経験ありマス。
あれって突然やってくる衝撃です。
私は「音楽」と「本」とやっぱり「母」ですね。
悲しい気持ちを吐き出して、乗り越えるって事が大切だというのは、大人になった(?)今も同じです。
私はさんまさんの「生きてるだけでまるもうけ」って言葉が大好きです♪
6. Posted by 浦 登記    2006年11月18日 12:38
しみずさん、おはようございます。
誰もが通る、とは言い過ぎかもしれんけど
それに近いかもしれへんね。
吐き出す、乗り越える、…ええ言葉です。
それにさんまさんの「生きてるだけで…」は有名
ですよね。
たまにはええこと言うやん!!
もち、さんまさんのことです。

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プロフィール
浦 登記 
株式会社オピニオン 取締役副社長。人材派遣の識者としてNHK「暮らしと経済」への出演や執筆も多数。大阪出身、いのしし年、B型、牡羊座。
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